「楽天ペイ」バーコード・QRコード決済と、「楽天Edy」Felicaおサイフケータイ電子決済の違いは何か?ポイント還元率はどっちがお得か?実は節約上手の主婦は使い分けて併用している。楽天ペイとEdyの仕組みと特徴を理解して使い分ける「お得な方法」とは?
「楽天ペイとEdyの違いが分からない!」
「どっちがお得に使えるの?節約になるの?」
全ての買い物でポイント還元を受けて、節約上手になる方法を解説しますね!
目次
「楽天ペイ」と「楽天Edy」で節約する考え方
コンビニエンスストアでコーヒーを買ったとき、使ったお金の1%でも2%でも戻ってくれば、塵も積もって大きな金額になります。
節約には、基本的に2種類の方法しかありません。
・還元を受ける。
まずは日々の出費で、ポイント還元率アップさせる節約の仕組みを構築するほうが、楽で簡単です。ここで使うのが「楽天ペイ」と「楽天Edy」になります。
コンビニやレストラン、スーパーなどで、削ることのできない買い物があります。例えば飲み物とか、昼食とか、消耗品とか。
どうせ支払う出費なら、ポイント還元を多く受けて、実質的に少しでも安く購入しよう!という考え方です。
いつもの買い物で財布を出すのと同じように「楽天ペイ支払いで!」って言って、スマホを出すだけで、ポイント還元率アップ、節約になるわけです。
「バーコード・QRコード決済」と「Felicaおサイフケータイ決済」の違い
もはや、現金を使わない「キャッシュレス」の時代です。その中でも「スマホ決済」が主流です。
かつて、財布の中を埋め尽くしていたポイントカードのように、現在、スマホ決済の種類は数えきれないほどありますが、方式として「2種類」の決済方法しかありません。
(例)楽天ペイ・PayPay・7ペイ、など。
【Felicaおサイフケータイ決済】
(例)楽天Edy・交通系電子マネー・nanaco、など。
他の会社の決済方法は、楽天サービスを使い慣れてきてから検討すればOKです。
電子決済は「楽天ペイ」「楽天Edy」「楽天カード」に集約が得
ポイント還元を受けて節約上手になるには、「いかに現金を使う回数を減らすか」を考えればOKです。つまり現金ではなく「電子決済で支払う」という意味です。
現金払いが一番勿体ない・・・と言うか、損しているわけですよね!
まず節約初心者の人は、「楽天ペイ」「楽天Edy」「楽天カード」の決済手段を用意しましょう。
「楽天ペイ」と「楽天Edy」の違いを比較
コンビニ等で支払い可能な「楽天ペイ」と「楽天Edy」を、どのように使い分けるのが一番節約できるのか、理解できないですよね。
まずは、「楽天ペイ」と「楽天Edy」を比較して、違いを確認しましょう。
【楽天ペイ】と【楽天Edy】の比較表 | ||
決済名 | 楽天ペイ | 楽天Edy |
決済方式 | バーコード決済 QRコード決済 |
Felicaおサイフケータイ決済 |
電子マネー名 | 楽天キャッシュ | 楽天Edy |
主なチャージ方法 | クレジットカードチャージ | クレジットカードチャージ |
使えるポイント | 楽天スーパーポイント 期間限定ポイント |
楽天スーパーポイント |
貰えるポイント | 楽天スーパーポイント | 楽天スーパーポイント |
ポイント還元率 (チャージ時) |
1%(楽天カード) | 1%(楽天カード) |
ポイント還元率 (決済使用時) |
0.5%(店舗による) | 0.5%(店舗による) |
ポイント還元率 (合計) |
1.5% | 1.5% |
利用料金 | 無料 | 無料 |
対応スマホ | スマホ条件無し | 楽天Edy対応のスマホ |
使用環境 | 通信できる状況下のみ使用可能 | 電源が切れていても使用可能 |
使える店舗数 | 少ない(増加中) | 多い |
「楽天ペイ」と「楽天Edy」に、ほとんど違いが無いように見えますが、詳細を比較していきます。
対応店舗数の違い
注目したいのが「使える店舗数」です。実は、まだ歴史の浅い楽天ペイは、使える店舗が多くありません。しかし、店舗数は拡大中なので心配しなくても良いと考えています。
現状、使える店舗数が多いのは楽天Edyですが、逆に、使用できる楽天Edy対応スマホが限られています。
つまり、楽天Edy対応(おサイフケータイ対応)のスマホを持っていない人は、「楽天ペイ」一択なわけです。
「楽天スーパーポイント」は両方で使える
貯まった楽天スーパーポイントを、「楽天ペイ」と「楽天Edy」で使用することが出来ます。
コンビニで缶ジュースを買うのに、貯まった楽天ポイントが使えるので、ポイントの使い道に困る事はなく、小さなポイントでも有効に使えますね。
「期間限定ポイント」が使えるのは楽天ペイだけ
楽天ポイントには、2種類あります。
・期間限定ポイント
楽天ペイでは、期間限定ポイントから優先して利用することが出来ます。Edyは期間限定ポイントを使用することが出来ません。
つまり、楽天ペイを利用すれば、期間限定ポイントの使い道に困ることは無くなります。
「楽天キャッシュ」を楽天ペイにチャージ
楽天ペイで理解が難しいのが、「楽天キャッシュ」の存在です。
簡単に言うと、クレジットカードを使用して現金を一度、電子マネー「楽天キャッシュ」に交換して、楽天ペイという「決済方法」で使用する、というイメージです。
楽天カード(クレジットカード)から、楽天キャッシュ口座に電子マネーをチャージする。
※楽天ポイント還元1%還元。
【手順2】
楽天キャッシュ口座にチャージされた電子マネーで買い物する時に、楽天ペイ決済を使う。
※楽天ポイント0.5%還元。
【手順3】
楽天キャッシュ口座とは別に、楽天ポイント口座からの支払いを設定しておけば、期間限定ポイントも含めた楽天ポイントから優先して、楽天ペイ決済に使用される。
※楽天ポイント0.5%還元。
どちらにしても「楽天カード」からチャージして1%の還元を貰う必要がありますね。
楽天ペイやEdyに限らず、日々の支払いでポイント還元率を高めて、一番お得に節約生活したいのであれば、使うべきメインカードは「楽天カード」一択です。
楽天カードをメインカードとして使用して、他のクレジットカードは予備カードとして使うのが、当サイト推奨の使い方で、一番節約につながります。
「楽天銀行」から楽天カードの引き落とし
楽天ペイやEdyは、楽天カードからチャージしてポイント還元を受けるのが一番良いわけですが、楽天カードの引き落とし口座を「楽天銀行」にしておくと、もっとお得になります。
楽天には「楽天SPU」というポイント還元プログラムがあります。
つまり、楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落としにしておくと、ポイント還元1%追加されるわけです。
楽天ペイやEdyに、楽天カードからチャージするわけですが、その楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定すれば、ポイントがザクザク貯まる仕組みが構築できるわけです。
節約上手の主婦は、この楽天ポイントがザクザク生み出される流れを構築していますよ。
「楽天ペイ」と「楽天Edy」結局どっちがお得?
「楽天ペイ」と「楽天Edy」のポイント還元率は同じなので、どっちがお得とかはありません。好きな方を使えば良いわけです。
「好きな方って言われても・・・」
って迷う人も多いと思うので、「使い勝手」の違いを確認して使い分けていきます。
それぞれの特徴を見直してみましょう。
ポイント還元率や特徴を比較
先ほどの比較表を、使い分けに関係する特徴だけを抜き出して、優先順位度の高い順に並べなおしてみました。
また、決済方法として「楽天カード支払い」も追加しています。
【楽天ペイ】【楽天Edy】【楽天カード】の比較表 | |||
決済名 | 楽天ペイ | 楽天Edy | 楽天カード |
ポイント還元率 | 1.5% | 1.5% | 1.0% |
対応スマホ | スマホ条件無し | 楽天Edy対応のスマホ | ー |
使えるポイント | 楽天スーパーポイント 期間限定ポイント |
楽天スーパーポイント | ー |
使える店舗数 | 少ない(増加中) | 多い | 非常に多い |
当サイト推奨の 使用優先順位 |
1位 | 2位 | 3位 |
まず、楽天Edyを使う場合は、対応したスマホでなければなりません。
おサイフケータイ全機種は、Edyが使えます。おサイフケータイとは、このマークが入ったスマートフォンの事です。
おサイフケータイではないスマホでも、一部の Android NFC機能搭載端末であれば、Edyを使う事が出来ます。
詳しくは、楽天Edyのページで確認してください。
https://edy.rakuten.co.jp/howto/android/nfc/support/
楽天ペイに対応していない店舗であれば、楽天カードで支払うことが出来るからです。
※楽天Edyに対応していないスマホの場合。
【優先順位1】楽天ペイを使う(還元率1.5%)
【優先順位2】楽天カードを使う(還元率1%)
楽天ペイとEdyを併用して使い分ける時の優先順位
使っているスマホが楽天Edyに対応している場合、楽天ペイも楽天Edyも併用して使いましょう。
ポイント還元率1.5%を享受するためです。楽天カード決済は、ポイント還元率1%なので優先順位は低いです。
※楽天Edyに対応したスマホの場合。
【優先順位1】楽天ペイを使う(還元率1.5%)
【優先順位2】楽天Edyを使う(還元率1.5%)
【優先順位3】楽天カードを使う(還元率1%)
期間限定ポイントが無い状態であれば、楽天ペイ・楽天Edyの好きな方を使用すればOKです。
店舗によっては別のポイントも貯まる
例えば、コンビニエンスストア「ファミリーマート」で貯まるポイントは「Tポイント」であり、ローソン」で貯まるポイントは「PONTAポンタ」です。
これらのポイントは、楽天ポイントとは別に貯まりますので、楽天ペイやEdyの支払い前に提示しましょうね。
コンビニで楽天カード決済やデビットカード決済は損
楽天ペイや楽天Edyのポイント還元率は「1.5%」です。
楽天カード決済や楽天デビットカード決済は「1%」です。
※楽天デビットカードは、楽天銀行のキャッシュカードに付随しています。
銀行口座の普通預金金利は「0.001%」なので、実はポイント還元システムとは、とてつもない利回りを実現できる運用方法なんですね。
ちなみに、現金で支払う場合の還元率は「0%」、しかも現金を引き出すときにATM手数料を払って、損しているわけなので、節約とはかけ離れた行動です。
もし楽天カード還元率をさらに2%向上させたいときは、「楽天プレミアムカード」を使うと良いですよ。
「楽天ペイ」と「楽天Edy」のメリット・デメリット
一気に説明したので、分かりにくい部分もあったと思います。
頭の中を整理するために「楽天ペイ」と「楽天Edy」の違いを「メリット・デメリット」として簡単にまとめますね。
メリット
まずは、メリットをまとめます。
・コンビニ等の支払いで期間限定ポイントが使える。
・全てのスマホで使える。
【楽天Edyのメリット】
・使える店舗が多い。
デメリット
次に、デメリットをまとめます。
・使える店舗がまだ少ない。
【楽天Edyのデメリット】
・期間限定ポイントが使えない。
・対応しているスマホしか使えない。
「楽天ペイ」と「楽天Edy」の始め方
「楽天ペイ」と「楽天Edy」を使い始めるにあたり、事前に準備する事は下記の3点です。
【準備2】楽天カードを申し込む。
【準備3】楽天銀行を申し込む。
申込がまだの方は、まず最初に申込を終わらせてください。
楽天ペイアプリをダウンロードする
準備が完了したら、早速「楽天ペイアプリ」をダウンロードします。
楽天Edyアプリをダウンロードする
次に、楽天Edyアプリをダウンロードします。楽天Edyアプリのダウンロードは、対応機種スマホを持っている人だけです。
「楽天ペイ」と「楽天Edy」使い分けて節約生活を実現しよう!
最後に「楽天ペイ」「楽天Edy」「楽天カード」を使い分けて、節約生活を実現するための優先順位をおさらいしますね。
コンビニやお店で「楽天ペイ」「楽天Edy」「楽天カード」を使い分けるときの参考にしてください。
※楽天Edyに対応していないスマホの場合。
【優先順位1】楽天ペイを使う(還元率1.5%)
【優先順位2】楽天カードを使う(還元率1%)
※楽天Edyに対応したスマホの場合。
【優先順位1】楽天ペイを使う(還元率1.5%)
【優先順位2】楽天Edyを使う(還元率1.5%)
【優先順位3】楽天カードを使う(還元率1%)
さらに、楽天SPUプログラムも攻略すると、究極のポイント還元率を実現できますよ。
節約・節税・投資になる高還元率の楽天ポイント使い方7選
説明してきた通り、楽天ペイや楽天Edyを使っていると、ザクザクとポイントが貯まるわけです。
貯まった楽天ポイントを、楽天ペイの支払いで使い切っても良いですが、節約・節税・投資になる高還元率の使い方もあるんですね。
ポイント還元率を高めて、現金を浮かす癖を身に着けていきましょう。気が付けば、老後の資金も貯めることができる「節約体質」「投資思考」になっていますよ。
ポイント還元もあるし、返礼品も貰えるし、節税にもなるからですよ。
「楽天ペイ」と「楽天Edy」の仕組みや違いと、2種類の決済方法を使い分けて、お得に節約する方法を解説します!