このままでは、大家として規模を拡大していく、そして最終的にセミリタイヤを狙う専業大家にはなれないかもしれません。
「記憶に残る大家の肩書きって何?」
「投資家としてニックネームでブランディングする意味って?」
「他の大家さんの記載内容って、どんな事を書いてるの?」
「作り方は?デザイン方法は?オススメ発注先は?費用は?」
目次
サラリーマン大家の個人名刺が必要になるタイミングとは?
仮に、サラリーマン大家から始めた不動産投資のセミリタイヤまでに、4つのステージがあると位置づけてみます。
※不動産投資会社の紹介物件を検討する時期。
「第2ステージ」サラリーマン大家の成長ステージ
※自分で物件を探して業者と折衝して物件取得を目指す時期。
「第3ステージ」サラリーマン大家の卒業ステージ
※売却を行いながら収益性の高い物件を見極めていく時期。
「第4ステージ」専業大家への移行ステージ
※サラリーマンの属性ではなく個人事業主の実績(もしくは法人)で融資を受けて規模拡大する時期。
不動産投資の本を読みあさり、あっちこっちの不動産投資セミナーに参加するわけですね。この記事に、サラリーマン大家の初期ステージについて書いています。
その時は、融資を受ける資格のある安定したサラリーマンである事を証明するためにも、勤務先の名刺を見せることになるね。
サラリーマン大家が個人名刺を持つ理由と名刺交換の相手とは?
先ほども書いた通り、不動産投資の初期段階では、付き合いは不動産会社、銀行、税理士のみでしょう。
その際は、挨拶として差し出すのはサラリーマンとしての名刺。つまり、勤務先の名刺です。サラリーマンの属性を前面に出して、対外的な信用を得ていくからです。
知識と行動量が増えてきて第2ステージへと移ると、会社の名刺ではなく、個人の名刺が必要になってきます。
「あ・・・個人名刺が必要だ(汗)」
このタイミングが、必然的に来ます。こう思ったら、不動産投資のステージが少し上がったと思ってくださいね。
情報を仕入れるため、とか、より高みを目指すため、とか、仲間や同士を増やすために、個人名刺が必要になるわけです。
自分1人で成長できるほど、第2ステージは甘くない。
不動産投資で儲ける本質は、「良い物件を安く買う」に尽きます。いつまでも、新築建売の不動産業者と付き合って、手数料を払っている場合ではないわけです。
第2ステージへ移行する過程では、築古物件や競売物件、地方物件も視野に入り、リフォームや集客術、外注化、法人化や銀行開拓をテーマにした「勉強会」に参加することになります。
その勉強会には、自分と同じステージのサラリーマン大家がたくさん参加しています。
「大家の会」と言われる勉強会に所属するのも良いです。勉強会や大家の会は有料の場合も多いですが、そこは投資と割り切る必要があります。
サラリーマン大家が個人名刺を勉強会やセミナーで配る理由とは?
勉強会に参加して、積極的に仲間を探してください。
その時、個人名刺を交換するのですが、持ってなかったらちょっと恥ずかしく感じる状況だったりするわけです。ちなみに僕は、この恥ずかしさを経験済みです(笑
このような勉強会では、サラリーマンとして働く会社の肩書きは、付き合いに関係ありませんので、会社の名刺は出さないようにしましょう。
むしろ会社名や役職の入った名刺は、この大家さん仲間の関係性を作る邪魔になります。
他のサラリーマン大家はどんな肩書きの個人名刺を持ってるのか?
僕が今まで見てきたサラリーマン大家や、ビジネス仲間、投資家仲間のプライベート名刺の肩書きを紹介していきます。
「肩書き」だけではなく、「ニックネーム」もつけて自分をブランディングしている人も多くいます。肩書きとニックネームは、役割が違います。
自分が何者なのかを一目で理解してもらうもの。
「ニックネーム」の役割とは?
自分が何者なのか興味を持ってもらうもの(自己ブランド化)。
サラリーマン大家の中には稀に、情報発信を行っている人がいます。不動産投資について、自分の知識を何かの媒体を使って提供するわけです。例えばブログとか、SNSとか、本とかです。
目的としては、情報発信による収益化です。将来的に、不動産スクールを立ち上げるつもりの人もいます。そのために、早い段階から自分をブランド化しているわけです。
話を戻します。
僕が見てきたサラリーマン大家のプライベート名刺に記載される内容は、その人がサラリーマン大家として、どのステージにいるのか、書いてある場合が多いですね。
例えば、
・兼業大家
・合同会社の代表社員
・サラリーマン大家
・めざせ100室
・誰々の弟子
・どこそこ不動産スクールの何期生
・賃貸プロデューサー
・リフォームデザイナー
・不動産本執筆中
・不動産ブロガー
・将来のカリスマ大家
自分をどのようにアピールしたいのか、自分をどのようにブランディングするのか、皆さん色々考えていますよ。
不動産賃貸業&投資ブログ運営
「ニックネーム」
南国リゾカジ大家さん
※なぜこのニックネームなのかは、この記事に書いておきました。
次から、具体的に不動産投資を行う大家さんの、プライベート名刺の作り方、記載内容、デザイン方法、レイアウト方法、費用や納期、を説明していきます。
サラリーマン大家の不動産投資用プライベート名刺の作り方とは?
個人名刺は、インターネット通販で手軽に購入できる方が楽ですよね。例えば、楽天市場を検索しても、たくさんの名刺ショップが出店しています。記載内容を決めて発注すれば、最短、明日届いてしまいます。
ただ、オンラインの名刺ショップでは、サンプルデザインの中から選ぶタイプが多いわけです。せっかくプライベート名刺を作成するので、少しは自分オリジナルのデザインにこだわりたいところです。
この記事にまとめました。この記事通りに進めれば、自分だけのオリジナル・デザインの個人名刺が出来上がります。
・記憶に残る個人名刺の記載内容を決められる。
・目的を達成できる個人名刺のレイアウト方法がわかる。
・視覚印象の効果の高いデザインロゴが無料で簡単に作れる。
・名刺の表面と裏面の役割の違いが分かる。
・記載内容からデザイン、発注まで全て書かれたマニュアル記事。
ただし、不動産投資用の個人名刺を作るときの「注意点」があります。
個人名刺における「目的」と「得たい成果」、それをデザインに反映した名刺とは?についての僕の考えも、上記のリンク先の記事に記載してありますよ。
サラリーマン大家の名刺のオススメ記載内容
個人的にオススメする記載内容は下記です。
・個人の肩書き
・ニックネーム(ブランディングしたい人だけ)
・個人名(漢字)
・ローマ字、カタカナ(名前が読み難い場合)
・住所(知られても良い部分のみ、もしくは最寄り駅名)
・LINEのID
・LINEの登録用2次元バーコード
<記載あったら良い>
・電話番号(携帯)
・メールアドレス
<不要>
・住所全部
・会社員としての勤務先名、勤務先役職
・月の家賃収入規模
※裏面印刷は基本不要だが、記載したい内容量次第。
名前が読み難い人は、ローマ字を記載すれば読みやすくなるが、ローマ字自体読みにくいので、カタカナの方が良い。外人に見せることが目的の名刺ではないからです。
LINEは必須です。今の時代、メールアドレスより、LINEで連絡しあう事の方が多いからです。
・携帯スクリーンショットで写真を撮る。
・その写真をパソコンのメールに転送。
・ペイントなどのソフトで、2次元バーコード部分を切り取る。
・名刺発注のデザインをインターネット上で行う時に、データをアップロードし貼り付ける。
サラリーマン大家の名刺作成の費用概算
価格は、選ぶ用紙の質で左右されたりします。発注数は、100枚あれば十分と考えます。
・パール紙/両面印刷(100枚)…3000円前後
思い切って、デザイン的に良い紙を使うのもアリですね。受け取る相手の印象にも残りやすいです。
ただ、ビジネスであるため、費用は出来る限り抑えるという考え方も必要。こだわる気持ちも理解できますが、費用対効果をよく考えましょう。
サラリーマン大家は素敵な肩書の名刺を作ろう!まとめ
サラリーマン大家が個人名刺を作る理由。それは、
「仲間を増やす事」
同じステージにいる仲間と、知識や方法、情報を共有すると、サラリーマン大家として成長が加速します。名刺を作り、積極的に勉強会や大家の会に参加して、仲間を作っていきましょう。
その名刺には、カッコいい肩書が、バシッと記載されているわけですね。たかが名刺、必要以上に自分を小さく見せる必要はありません。思いっきり自分のアイデアをぶつけてみてください。
名刺交換をキッカケに、アナタと価値観があう仲間が、きっと見つかるはずです!