「不動産投資の勉強って、まだ不十分かも・・・」そんな場合は、この2つの記事を参考にしてください。
「セミナーに参加する時には、事前準備や、持参した方が良いモノってあるの?」
「セミナーでセールスマンに営業されたら、どう断れば良いんだろう?」
では、どのようにセミナーに参加すればいいのか?現役サラリーマン大家さんの体験に基づき、解説していきます。
目次
初心者が不動産投資セミナーを初めて選ぶ方法とは?
不動産投資の総合サイトでは、セミナーの参加募集についても記載されていて、セミナーの日程、場所、内容、主催者が一覧になっています。
個々の不動産投資会社に直接コンタクトを取る方法もありますが、これは中級者以降にチャレンジしましょう。初心者の場合、何を伝えたら良いのか、とか、不動産会社との腹の探り合いの中から妥協点を見出す方法、とか、見るべき物件の要点、とか、難しいポイントもあるからです。
初心者の場合、まずは不動産投資セミナーへの参加数をこなして、業者と話をしながら経験値を上げる必要があるので、総合不動産ポータルサイトで不動産投資セミナーを探す方が効率的です。まずは、聞くだけの受け身のセミナーで問題ありません。
不動産投資家に有名なサイトとして「楽待」があります。投資物件を専門に扱っている、有名な不動産投資ポータルサイトで、僕も利用しています。
初心者は不動産投資セミナーに何回ぐらい参加すれば良いのか?
とにかく参加しまくって、経験した方が良いです。かと言って、ダラダラ続けていてもモチベーションも下がるので、セミナー参加期間は「2ヵ月間」と設定。会社帰りや週末合わせて、週に2回程度のセミナー参加頻度を推奨します。
この期間に「最低20回のセミナー」に参加する事を目指してみてください。この初期段階の不動産投資セミナーでは、話を聞くだけで、よほどの物件を紹介されない限り、購入する必要はありません。
・2ヶ月間ぐらいがモチベーションを保ちやすい。
・20回のセミナー参加をこなせば、営業マンと対等に話せる幅広い知識と度胸がつく。
初心者が不動産投資セミナーを選ぶコツは「物件種類」を変える事
不動産投資セミナーを主催している不動産会社には得意不得意があります。また、不動産投資のセミナーだけではなく、銀行融資や税金節税、投資全般、法人設立に関するセミナーもあります。
まず、知見を広げるために一通り参加しましょう。
・アパート1棟(新築/中古)セミナー
・戸建て(賃貸併用)収益物件セミナー
・銀行融資セミナー
・税金節税対策セミナー
・法人設立セミナー
・投資、マネー講座、マネープラン
・民泊、etc・・・
現役サラリーマン大家が推薦する優良セミナー7選とは?
そうは言っても、数えきれないほどの不動産セミナーの中から良いセミナーを選ぶのは、初めてのサラリーマンでは判断しにくいでしょう。
という事で、現役サラリーマン大家さんの過去の体験に基づき、7つの入門セミナーを厳選しました。サラリーマン向け不動産投資セミナーはもちろん「女性限定」の入門セミナーも選んであります。この記事を参考にしてください。
セミナー参加の注意点やコツも、全て記載してある記事です。
ここで推薦した7つの入門セミナー参加を足掛かりに、たくさんの不動産投資セミナー参加をして、経験値を上げていってください。
準備が大切!セミナー開催会社の事前調査が重要な理由とは?
不動産投資セミナーに参加する前の準備として、開催する会社を良く調べておくことが特に重要です。
・事業年数は長いか?
・業績推移は順調か?
・急激に売り上げを伸ばしすぎていないか?
・過去の販売実績は?
・ネット上での評判は?
・会社のホームページに違和感はないか?
・過度な表現、不安を煽り立てる表現、誇張が無いか?
・他社では開示している情報が載っていなかったりしないか?
サラリーマン投資家の破産のニュースも時々見かけますよね。業者選びの重要性は、別記事でも説明したので参考にしてください。
不動産投資セミナー参加時に持参した方が良い書類とは?
必須ではないのですが、不動産投資セミナーに持参した方が良い書類等があります。
※さらに自分の金融資産総額、貯金の合計も算出しておくと良い。
・2種類の名刺
聞き出すべきことは、ただ一つ。
また、源泉徴収票を銀行融資担当者に見せる事で、コチラの本気度が伝わります。セミナー会場に源泉徴収票を持参している初心者サラリーマンはほとんどいません。
次に、持参した方が良い「2種類の名刺」について説明します。
不動産投資セミナーに持参した方が良い2種類の名刺とは?
サラリーマンの副業として、不動産投資を行う場合、対外的に使用する名刺は「勤務先の名刺」です。なぜなら、会社勤めのサラリーマンという立場を利用して、銀行から融資を受けて投資を行うからです。
でも実はもう一種類、別の名刺を用意した方が良いんですね。それは「不動産投資家や、サラリーマン大家さん仲間」に配る名刺です。この名刺は、不動産投資を行っていると必ず必要になってきます。
個人名刺が必要になる理由や、個人名刺の作り方を記事にしましたよ。
セミナーで物件提案を受けた場合の対応
セミナーに参加すると、講義の後に「個人面談」と称して物件提案を受けることがあります。参加すると、もれなく物件の紹介を受けることになります。
時間が許すなら、その個別面談に面倒くささを感じても、参加するのが良いです。営業マンと話すことで、その会社の別の側面を<感じられるからです。直感って重要です。 また、実際に提案される物件情報と、自分の持っている入手したい物件のイメージのずれも修正できます。つまり、初心者は、不動産投資に対して過度な期待を持っていることが多いわけです。
「アパートオーナーになって、脱サラ、セミリタイヤ生活だ!」
どんなに上手くいっても、そこに至るまでには時間がかかるわけです。投資とは、時間と共に育っていくもので、1軒目で実るものではありません。
僕が個別面談に参加する一番のメリットとして紹介したいのは、銀行と強い関係を持っている不動産業者は、融資の与信枠を調べてくれる事があるのです。
不動産投資セミナー初参加者の準備と事前調査まとめ
不動産営業の生の意見を聞き、実際の物件内容と自分のイメージをすり合わせていきましょう。
セミナーの参加回数が増えてくると、不動産会社に対して客観的な判断が出来るようになるし、営業マンとも対等に話せるようになります。
・参加前に、主催者の会社情報を調べておく。
・サラリーマンの源泉徴収票を持参する。
・2種類の名刺を作っておく。
・取り扱い物件ジャンルを変えながらセミナー参加する。
・節税セミナーや法人設立セミナー、マネー講座にも参加する。
・個人面談がある場合は、出来る限り参加する。
・自分の融資与信枠がいくらあるのか知っておく。
・勢いで契約はしない。
とは言っても、不動産投資の入門セミナーでは、概念の説明だけで、税引き後のキャッシュフローや、具体的な収益の数字に言及することがない場合も多いです。
「脱サラリーマンでセミリタイヤなんて出来るの?」