老後の海外ロングステイ「資金と生活費」「失敗と後悔」マレーシア編

海外リタイヤ生活
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小さい頃、誰でも一度は思ったことがあるではないでしょうか、知らない国での生活・・・
青い空、青い海、さんさんと太陽が降り注ぎ、見たこともないようなフルーツや、美味しそうな食べ物がたくさん・・・

夢物語だと思っていた海外の生活ですが、実は年々、「老後の海外移住者」の数は増えてきているのです。

外務省の「海外在留邦人数調査統計」(平成26年要約版)によりますと、平成元年に586,972人だった海外の永住者および長期滞在者が、平成25年には1,258,263人とおよそ2.14倍にも増えています。

※外務省の「海外在留邦人数調査統計」(平成26年要約版)引用

年々、海外移住者が増加しているとは言っても、どこが住みやすいか分からないし、資金はいくら必要なのか?

「海外での生活費もどのくらいかかるのか分からないので心配」
「いざ海外移住して、失敗したら大変では?」
と、海外に住みたくても二の足を踏んでいる人も多いのです。

今回の記事では、老後の海外移住に思い悩んでいるアナタのために、老後に海外でロングステイするにあたって住みやすいおすすめの国はどこか、そして資金や現地での生活費はいくら必要なのか?

失敗しない、後悔しない老後の海外ロングステイを伝授いたします。

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老後に海外でロングステイできる人気の国はどこ?

日本人にとって、老後を海外で過ごすことが、ライフスタイルの選択肢として確立する契機となったのは「ロングステイ」という言葉が日本社会に登場した、1980年代後期のことです。

ちなみに「ロングステイ」という言葉は「海外滞在型余暇」の訳語です。

実は「ロングステイ」という言葉は、公益法人ロングステイ財団の造語であり、基本的な特徴として以下のことが定義されています。

<「ロングステイ」の持つ意味>

・「移住」や「永住」ではなく日本への帰国を前提とする比較的長期(2週間以上)の「海外滞在」であること
・宿泊施設は、海外に「居住施設」を保有または賃借すること
・「余暇」 を目的とし、現地の人々の交流などの余暇活動を行うこと
・「旅」よりも「生活」をめざすこと
・生活資金の源泉を日本におき、現地での労働や収入を必要としないものであること

※参照:ロングステイ財団 2008:2

つまり、 ロングステイは、従来の観光を中心とした短期周遊型の海外旅行とは異なり、「観光」ではなく現地での「生活」を目的とするが、あくまで日本への帰国を前提とした、現地での就労を行わない余暇活動です。

でも、ひと口に老後に海外でロングステイと言っても世界は広し、老後を迎えた年寄りに優しく住みやすい場所はどこでも良いというわけではありません。

ロングステイ財団調査統計もとに「ロングステイの人気の国」を見ていきます。

1992年のロングステイ人気の国ベスト3

【1位】ハワイ
【2位】カナダ
【3位】オーストラリア
というように昔は、オセアニアや西ヨーロッパといった欧米圏の人気がありました。

2006年のロングステイ人気の国ベスト3

【1位】マレーシア
【2位】オーストラリア
【3位】タイ
2000年代に入ると、アジアを中心にした地域が多くなり、マレーシアは2006年から2017年までで12年連続で希望滞在国ランキング1位、そしてベスト5にタイ、フィリピン、台湾、が加わり東南アジアの人気が伺えます。

海外ロングステイ体験ツアーに参加する

これから海外のロングステイを考えている人たちに向けて、心構えや準備の参考にするため、アジアをはじめアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オセアニアなど世界各国にロングステイ体験ツアーがあるのはご存知でしょうか?

参考に、どのような海外ロングステイ体験ツアーがあるのか、見ていきましょう。

マレーシア生活体験7日間/5連泊60歳以上限定の旅

2018年9月に「マレーシア生活体験7日間/5連泊60歳以上限定の旅」という海外ロングステイ体験ツアーがありました。

料金は149,000円〜199,000円になり、現地では現地在住の日本語ガイドのサポートもあります。

通常の観光だけではなく、現地の生活を知るためのツアーなので、

<海外ロングステイ体験ツアーの内容>

・市内最大級のメガショッピングモール見学
・地元スーパーマーケットや日本大使館、いざというときの病院などの車窓見学
・アジア随一の賑やかなアロー屋台街やセントラルマーケットの見学

という内容になっており、いきなりロングステイに挑戦するのではなく、体験・下見ツアーに参加してアドバイスを受けてから、安心して老後の楽しい海外ロングステイを満喫する環境も整っています。

老後に海外のロングステイでかかる資金と生活費は高いの?安いの?


東南アジアの中心に位置するマレーシアは、タイ、インドネシア、ブルネイと陸上の国境線で接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てての隣国になります。

マレーシアは、日本国籍のパスポートを持っていれば3カ月間、観光目的で滞在することができるので、まずはここからロングステイの準備をすると良いでしょう。

長期滞在ビザ「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」を取得

さらに申請条件をクリアすれば、マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)と呼ばれる、外国人国籍の人のための10年に及ぶ長期滞在ビザも取得できます。

長期滞在ビザの所得には代行業者に依頼すると、20万円ほどで取得できます。

マレーシアの物価状況は?

生活費は、マハティール新首相の選挙公約によって2018年6月に消費税が撤廃。米や野菜、食肉、果物が非常に安く、おおよそ日本の3分の1です。

ですが、イスラム教国であるためにアルコール度数の高い酒類は高く、焼酎4合瓶で3,000円ぐらいします。日常の生活費は安く済みますが、晩酌をたしなむ方には少し厳しいお国柄かも知れません。

実は、医療は先進的で設備も充実しています。地域に病院や薬局も多く、また日本語が通じる診療所もあるので、事前に調べておくといいでしょう。

例えば、次のような病院があります。

クアラルンプール近郊の代表的な総合病院

・HSC ジャパン クリニック TEL 03-2712-0866(代表) 03 -2712-0867(日本語対応)

・スバンジャヤ メディカル センター TEL 03-5639-1212(代表) 03 -5639-1408(日本語対応)

マレーシアの住宅状況や家賃相場は?

ロングステイには、キッチン付きのホテルや清掃やフロントサービスの付いたアパートメントなどの利用が中心となります。

立地や広さなどの条件にもよりますが、クアラルンプール市内で夫婦2人の賃貸し物件で十分すぎるぐらいの広さのマンションが、月額5万円ぐらいから多くあります。

マレーシアの不動産紹介サイト

・iProperty.comマレーシア
・PropertyLinkマレーシア
マレーシアの物件を調べたい場合は、上記の不動産紹介サイトを参考にするとよいでしょう。

老後の海外ロングステイで思わぬ失敗や後悔をしない方法


マレーシアで悠々自適にロングステイといっても、これから渡航するに当たって、治安が一番気になります。

マレーシアの治安は、東南アジアの諸外国のタイやシンガポールと比べて少し劣っており、観光客を狙ったスリや軽犯罪は、近年増加傾向にあるようです。クアラルンプールやジョホールバルをはじめとした大都市でも注意する必要があると言えます。

ほんのわずかの時間、カバンや携帯電話をテーブル置いておいただけ、目を離した瞬間、盗まれた!日本のように、レストランのテーブル席に物を置いて、テーブル確保したなんていうことは、この国では難しいでしょう。

具体的には、強姦事件は日本の7倍、そして盗難強盗事件に関しては、日本の25倍と毎日のように事件が発生しています。

思わぬ失敗や後悔をしないためにも、荷物は最低限にし、鞄は斜めがけで自分の前に持つなど、セキュリティ意識は常に高めておく必要があります。

治安の悪い地域を知ることで危険から身を守る

マレーシアの治安が悪いと言っても、都市全体というわけではなく、危険な場所と安全な場所が混在しています。

ロングステイで人気のあるクアラルンプール市内でも、地域によって注意すべき場所があります。

マレーシアにまだ不慣れな場合は以下の地域にはひとりで行かず、細心の注意を払って行動して下さい。

<マレーシアで気を付けたい地域>

・チョーキット地区
・チャイナタウン付近
・ラジャ・チュラン駅の周辺
・ブキッビンタン
・ジャラン・アロー通り
・日本人会周辺

チョーキット地区やチャイナタウン付近は麻薬常習者が多い地域と言われ、昼夜ともに注意する必要があります。また、路上生活者が多くいるラジャ・チュラン駅の周辺は、夜出歩く際には注意する必要があります。

そして1番よく聞く被害が路上のひったくり。ブキッビンタンやジャラン・アロー通りは屋台などが多く、観光客で賑わう地域のため、置き引きやスリ、ひったくりが多く発生します。

大金は持ち歩かずに、ホテルのセキュリティボックスに入れるなどして、被害があっても最小限に留めるようにして下さい。

日本人会周辺は安全と思いきやその逆で、金持ちと思われている日本人を狙っている場所です。

特に女性の一人歩きは狙われやすいので、道路側にバッグを持たないなど気をつけることが必要です。

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老後の海外ロングステイ「資金と生活費」「失敗と後悔」マレーシア編まとめ


老後は、海外に行ってロングステイして悠々自適に暮らす生活。

物価が安く、親日的とも知られるマレーシアは、ロングステイ先として日本のシニア層に人気の国です。12年連続で移住・ロングステイしたい国に選ばれても、やはりそこは異国。

日本にいる感覚ではなく、セキュリティ面で注意を怠らないようにしておかないと、楽しいはずのロングステイが失敗と後悔で残念になるかもしれません。渡航前にしっかり準備して楽しい老後を迎えましょう。

いくらマレーシアも含めた東南アジアが、日本に比べて物価が安いと言っても、安全にかかわる費用は惜しんではいけません。

安全な海外ロングステイ、海外移住を考えているならば、老後に備えてしっかり資金を貯めておくことも必要です。

老後に必要な、具体的な金額を知っておくことは、とでも重要です。また、若い時と老後では、海外でかかる費用も違う事を認識してください。

「老後に必要な資金」「老後の海外旅行の費用」について具体的に知りたい場合は、この2記事が参考になります。

老後資金が足りるか心配…まず夫婦の平均金額の目安を正確に知ろう

老後旅行に必要な費用は?海外旅行おすすめ人気スポット別で考えよう

また、定年退職後でも失業保険を受取れることは、ぜひ知っておいてください。

定年退職後に失業保険を受け取るための4つのポイント

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