この2つの記事の通り、20代後半から約8年間、色々な副業を試しましたが続きませんでした。そして、副業をストップしたら、副収入もたちまちストップしてしまいます。
この状況を打開するため模索した結果、サラリーマンの副業として「不動産投資」に行き着いた顛末を紹介します。
目次
サラリーマンの副業として労働収入型を選択すると続かない
上で紹介した2記事の中で、とくに輸入代行業は大変でした。何故ならば・・・
・見積書を作成
・見積メール返信
・輸入の納期遅れの対応
・ホームページをアップデート
・予約者リスト更新
・ダイレクトメール送信
・在庫確認
・収支を計算
それなりに稼いでいた副業を引退した理由は、もう一つあります。この期間、本業のサラリーマンではそれなりに昇進をしたからです。
つまり、本業が忙しくなって、副業する時間が無くなってしまったわけです。
しかし、昇進したと言っても、サラリーマンの給料はほとんど上がらない事が実証される事となりました。給料明細を開く楽しみは、もはやありません。
そこで過去の副業経験から、サラリーマンが副業を選ぶときに3つの条件を設定してみました。
・参入障壁がある。
・在庫は持たない。
副業に再挑戦して第一歩目の着地点を不動産投資にしたワケ
「金持ち父さん貧乏父さん」という本が流行っていました。
初めて読んだときに、軽い衝撃を覚えました。それを読むまでの私は、資産の本当の意味も解らなかったわけです。
副業として何をやってもうまくいかない原因は、資産構築の考えが抜けていたからだと気づきました。お金だけでなく、時間という概念がすっぽり抜けていたわけです。
不労所得で副収入を得ること、つまり働かなくても他力で副収入を得る生活を手に入れるには、「時間と共に育つ副業」という概念を持っていないと、不可能です。
だからこそ、サラリーマンにオススメの副業は「不動産投資」です、と言っているわけです。しかし、本を読んでいないサラリーマンには理解しずらい考え方なので、もう少し深掘りして説明していきます。
では、お金と時間の使い方を知り、副業で資産構築をしていく考え方を説明していきます。
副業を探す前にお金と時間の使い方を知ろう
お金と時間は、使い方によって3つの呼ばれ方をします。
「今の欲求」に使うお金や時間。いわゆる無駄遣い。
【消費】
「今の必要」に使うお金や時間。生活費など。
【投資】
「将来の資産」に使うお金や時間。お金がお金を産む状況。
Time is Money.お金も時間も、同じ価値を持っているわけです。
サラリーマンという仕事は、人生という時間を、給料というお金に換えている立場を言います。この立場はとても不安定で、時間を会社に提供できなくなったら、収入も途絶えてしまいます。
サラリーマンと同じ、自分の時間をお金に変えるような副業を選ぶべきではありません。なぜなら、サラリーマンの1日は24時間と決まっているからです。
本業で時間を売っているサラリーマンが、副業でも時間を売ってお金に換えていたら、時間が残りません。要は、自由にはなれないし、不労所得で副収入を得る事は無理です。副業を辞めた時が、副収入も無くなる時になってしまい、サラリーマンと同じです。
ここで、時間を売るのではなく、時間を投資する、という考え方が必要になります。出来るだけ、将来の資産のために時間を使いましょう。
では「時間を投資する」とは、具体的にどういう事なのか、深掘りしていきましょう。
副業ではなく投資を行う感覚をもてば不労所得を作れる
副業に費やす時間とお金は、将来の自分の資産につながっていくべきです。
「今」お金が欲しいから、「今」出来る事をする。これでは、いつまでもお金持ちになれません。
「将来」大きなお金が欲しいから、「今」から出来る事をする。これが副業で資産構築して不労所得を得られる成功の秘訣です。
要は、お金を手に入れるための副業ではなく、お金を増やすための副業、という投資による資産構築の概念を持つべきです。
ただし、副業投資で資産構築して、不労働収入を得るには、「本当の複利」を知っておかなければなりません。複利や投資の考え方を分かり易く、こちらの記事にまとめたので読んでみてください。
資産構築型の2つの副業
副業を選ぶ3つの条件を思い出してください。
・参入障壁がある。
・在庫は持たない。
・不動産投資(賃貸業)
インターネットビジネス
インターネットビジネスは、資金を投資するよりは、時間を投資する資産構築型のオススメ副業です。僕がさしているのは、アフィリエイト、ブログ、メルマガを指しています。
「ウェブマーケティング」とか「リストマーケティング」とか言われるビジネスです。
資金が無くてもパソコンと少しのサーバー代、ドメイン代だけで始められるので、参入障壁は低いです。しかし、ホームページやブログを立上げ、集客していくまでに労力がかかるのが特徴で、この「時間を投資する」作業量が参入障壁となっています。
・集客をして見込み客としてメルマガに登録してもらいリスト化。
・メルマガで見込み客をファンに育てる。
・ファンに対してダイレクトマーケティング(販売)。
・販売サイトで売上を狙う。
・もしくはリスト化しないで、ブログ等で直接アフィリエイトを行う。
・影響力を持ったインフルエンサーになり、集客する方法もある。
ただ、この儲けの仕組みが出来上がれば、少しのメンテナンスだけで収益が見込めるのです。
インターネットを使って集客のできるサイトは、資産です。また、集客から得られるリストも資産となります。インフルエンサーとして影響力を持てるようになれば、その信用力も資産です。
これらのインターネット上のオウンドメディアは、集客力が育つまで時間を投資すれば、あとは不労所得を生み出すので資産なわけです。
時間を投資するだけでなく、お金を投資すれば、コンテンツ制作はソーシャルワークなどで外注もできます。脱サラを実現した人も多いのが、インターネットビジネスです。
しかし、儲けのしくみが出来るまで1年以上かかる事も多いわけです。儲けが無い期間もコツコツ毎日作業を続ける必要があり、その期間に95%の人が脱落する、という話もよく聞く業界です。
しかし実はこれが、インターネットビジネスの参入障壁となっています。本気で副業に取り組むサラリーマンしか、勝ち残れない仕組みになっています。
不動産投資(賃貸業)
不動産と言っても、アパート、ワンルームマンション、駐車場、オフィス、戸建て、様々な投資スタイルがあります。
サラリーマンの場合、オススメするのは、まずは新築アパート1棟のオーナーになる事です。なぜ新築アパート1棟がサラリーマンにオススメなのかは、別の記事にまとめましたので、この記事の一番下にリンクを載せておきます。
ただ、どのような物件でも、基本的に物件オーナーになった後の内容は同じです。
・退去者がいたらクリーニングを行い、募集を行う。
・定期的にメンテナンスと修繕を行い、物件の価値を維持。
・確定申告を行い納税する。
僕の場合、本業サラリーマンが多忙であるため外注しています。全部、不動産会社や管理会社が手配してくれるため、正しい判断をしてサインするのみです。
外注にすると、どこまで減るのか。
・確定申告用の資料(領収書)を税理士に提出。
・税務署から通知がきたら納税する。
確定申告用の資料を整理するのは大変ですが、年に一度だけです。サラリーマンであれば誰でも出来る内容で、家賃収入というのは究極の不労働収入です。
これが、僕が「サラリーマンにオススメの副業は不動産投資」と言っている理由です。
サラリーマンにオススメの副業が不動産投資である1つの理由
不動産投資は「税金との戦い」と揶揄されることも多い投資です。税金の知識が得られるため、重税に苦しむサラリーマンにとって節税の知識が身につきます。
例えば減価償却の使い方や、自宅の光熱費の経費化の考え方、税理士とのお付き合いの中でスキルやテクニックが身に尽きます。
不動産投資は、購入時、売却時には時間を取られることがあるが、それ以外は基本的に外注してしまうので、サラリーマンの本業が忙しくても継続できるわけです。
もう一つ、不動産投資では「サラリーマンである事」が、とても重要で、有利に働く点があるのです。
それは、サラリーマンは、銀行でローンが組めるのです。コレは実はとても有利で恵まれた立場なのです。
実は、地主でもない限り、個人事業主が銀行からお金を借りる事はすごく難しいのです。ソフトバンクの孫さんですら、当初は銀行から1億円かりるのに苦労したことが本に書かれていましたが、サラリーマンはアパートローンで1億ぐらいは借りることが可能です。
サラリーマン以外は、ローンが組みづらい。これが参入障壁となっているのです。僕たちサラリーマンは、この立場を利用しない手はありません。
まずサラリーマンが始めるべき副業とは。それはインターネットビジネスでも良いのですが、サラリーマンの立場を最大限に生かせる不動産投資です。
サラリーマンにオススメの副収入や不労所得!不動産投資が有効な理由まとめ
サラリーマンという立場を利用して、副業として不動産投資をはじめよう。条件はそろっていて、サラリーマンとして頑張っている方であれば誰でも出来るでしょう。
・サラリーマンは銀行でローンを組めるため、参入障壁がある。
・在庫という概念がない。
・将来の資産となる。
ローンを返さなければならないので、初めは小さな収益かもしれません。しかし、サラリーマン大家から専業大家になる人は非常に多いのです。これは、時間と共に、収益が加速していく事を証明しています。
ぜひ「お金と時間を投資する」という考えを持って、副業を選んでください。何かを判断する時に、「今」ではなく「将来」という視点を忘れないようすれば、アナタの選んだ副業は、将来、不労所得を生み出すはずです。
「将来の幸せ」のために「いま行動」していきましょう。