人脈を作る名刺交換の基本マナー!初挨拶のコツと順番NGルールとは

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龍久
こんにちわ、龍久です。

今回はビジネスマナーの基本、円滑に人脈を構築していく「名刺交換マナー」について徹底的に再確認します!

僕は海外でビジネスをすることが多いので、日本流の名刺交換マナーを忘れてしまっていました。

そこで、日本固有のビジネスマナー「名刺交換」を再確認していきます。

名刺を先に出す方って目上?目下?

訪問先の課長、訪問者側の部長、目上は誰?

両手、片手、同時の名刺の受け渡し方法って?

名刺入れにしまうタイミングは?

やっては駄目な勘違いNGマナーって?

こんな名刺交換マナーの疑問点を再確認しながら、第一印象の良い名刺交換マナーをマスターします。今後のビジネスを、円滑にを進めていきましょう。
龍久
記事の最後では、僕が海外でビジネスを行っているときの、外国人との名刺交換の体験例も紹介しますね!

名刺交換を行う前に準備しておく事


まずは、自分の名刺入れに、十分な名刺が入っているか確認が必要です。

いざ名刺交換になったとき、

あ、名刺を切らしてた・・・

これはビジネスマナー云々以前の問題です。

また、名刺入れに十分な名刺が入っていたとしても、その名刺が長期間、使われずに名刺入れに入ってたりすると、汚れたり、角が折れ曲がっていたりするわけです。

名刺交換を行う前の準備
・名刺のストックは十分か確認。

・名刺が汚れていないか確認。

・名刺が折れ曲がっていないか確認。

汚れた名刺や折れ曲がった名刺を渡すのは、名刺交換マナー以前の話ですね。

名刺交換の順番について基本ルール


名刺交換には順番があり、基本的に3つの項目で「目上」「目下」が決まります。

名刺交換の順番は「目下」側から「目上」側に名刺を先に渡すことになります。

目上、目下を決める条件
・お金を支払う側か、お金を貰う側か。

・訪問された側か、訪問した側か。

・会社内の役職や肩書き

※状況によっては、年齢や会社関係も影響する。

まず絶対的な「目上」「目下」を決めるのは、お金を支払う側「目上」、お金を貰う側「目下」です。ビジネスの関係では、基本的にこの関係が成り立ちます。

ただ、お金の関係がない場合があります。この時は、訪問された側は「目上」、訪問した側が「目下」です。もちろん、親会社、子会社の関係は、名前の通り親会社「目上」、子会社「目下」になります。

この条件で「目上」「目下」が決まり、この関係の中で、会社内の役職や肩書きによる順番が発生します。

次に、1対1の名刺交換の順番と、複数の名刺交換の順番を具体例で確認していきましょう。

【具体例】1対1の名刺交換の基本ルール

質問
初めて会う2人、どっちが「目上」?

【A社】製品を納める側、訪問された側、C部長

【B社】代金を支払う側、訪問する側、D課長

この場合は、例えA社側が「訪問された側」で役職が「部長」だとしても、B社側が代金を支払う側なので、「目上」になります。
回答
【目下】
A社:製品を納める側、訪問された側、C部長

【目上】
B社:代金を支払う側、訪問する側、D課長

よって、A社の部長から、B社の課長に対して名刺交換を始めるのが、正しい名刺交換ルールです。

【具体例】複数の名刺交換の基本ルール

複数でも考え方は同じです。

質問
初めて会う2対2、どっちが「目上」?

【A社】製品を納める側、訪問された側、C部長とE課長

【B社】代金を支払う側、訪問する側、D課長とF主任

ややこしいので、名刺交換の順番を書きます。
回答
順番1.A社のC部長から(目下)、B社のD課長(目上)

順番2.A社のE課長から(目下)、B社のD課長(目上)

順番3.A社のC部長から(目下)、B社のF主任(目上)

順番4.A社のE課長から(目下)、B社のF主任(目上)

ビジネスなので、どんな状況でも、お金を支払う方が目上になるわけですね。

ただし、最近の名刺交換マナーは、同時交換が主流です。目下から目上に対して、という部分が省略される場合もありますよ。

名刺交換を行う手順を再確認


「目上」「目下」の関係性は理解できたので、基本的な名刺交換の手順を確認します。

<名刺交換の手順>

【手順1】
お金を貰う側から、お金を払う側に名刺を出す。

【手順2】
訪問者から訪問先に先に名刺を出す。

【手順3】
役職が上の者同士から名刺交換を行う。

【手順4】
目下から先にお辞儀をして「社名、部署名、氏名」を名乗る。

【手順5】
自分の名前を相手の方に向けて、右手で名刺を持ち、名刺を差し出す。

【手順6】
左手で名刺入れをもち、名刺入れの上で相手の名刺を受け取る。

【手順7】
名刺を頂くときに「頂戴します」と挨拶する。

【手順8】
そのまま名刺入れに入れずに、テーブル上に席順通りに並べる。

【手順9】
打合せ終了後に、机の上の名刺を名刺入れにしまう。

コレが名刺交換の一連の流れになります。

ビジネス企業名刺交換のもらい方マナー

名刺のもらい方マナー
・相手の会社名や会社ロゴ、肩書きの上に指を置かない。

・名刺の同時交換の場合、目上(訪問先相手)より先に名乗る。

・同時交換と言っても、基本的に目下が目上より先に名刺を渡す。

・相手の目の前で、相手の名刺にメモ等を書き込んではいけない。

次に名刺を渡すときの、基本マナーやルールを確認します。

ビジネス企業名刺交換の渡し方マナー

名刺の渡し方マナー
・相手が差し出した名刺の高さより、低い位置で名刺を差し出す。

・目で読める位置、だいたい胸の辺りで名刺を差し出す。

・名刺をテーブル越しに渡さない。目上の席に移動して渡す。

・ポケットや財布に直接入れてある名刺を使わない。

・よれよれの名刺、折れ曲がった名刺、汚れている名刺を渡さない。

少しでも汚れている名刺は、相手に不快感を与え、良い第一印象を与えません。実は、初対面の相手は、細かい所も見ていたりするわけです。

名刺交換の相手は名刺だけでなく名刺入れも見ている


相手は細かい所も見ている、と書きましたが、以外に注意したいのが「名刺入れ」です。

名刺交換相手の名刺入れを、注意深く見た人も多いはずです。

あ、良い名刺入れ持ってる。こだわってるな!

と第一印象で思わせれば、その後のビジネス取引も、こだわりを持って進めてくれる人だ、と思ってもらえます。

この名刺入れ、カッコいいですよね。

センスのある名刺入れから、名刺をスマートに出して名刺交換に臨めば、相手も悪い印象は持たないわけです。ビジネスアイテムにこだわってる人は、カッコいいですよね。

名刺交換では両手を使うのか、片手で行うのか?


ビジネスマナーとして丁寧なのは、当然両手です。ただし両手で名刺交換をすると、名刺を差し出す順番が発生します。先ほど記載した「目上」「目下」の関係ですね。

最近では、同時に名刺交換を行うことが主流になってきています。そうなると、右手で名刺を差し出し、左手で名刺入れの上で受け取る、この形になるわけです。

どちらが良いとは言えないので、相手に合わせましょう。そのためには、両手、片手、両方の名刺交換マナーとルールを覚えておく必要がありますよ。

名刺交換で受け取った名刺はじっくり見た方が良いのか?


名刺交換で受け取った名刺を、ほどんど見ずに、スルーしてしまうのはマナー違反です。

名刺を渡した相手も、

なんだよ、俺なんて興味無しかよ。

ってなりますよね。

じっくり読む必要はありませんが、着席までの間に、名刺交換相手の「部署名」「役職」「名前」は目を通しましょう。

目を通している自分の姿を、相手の視界に入れて、

僕はアナタに興味があります、なので名刺をしっかり見ています。

と、アピールしても、相手は悪く思わないはずです。

名刺交換後の名刺の取り扱いのマナー


名刺交換が終わったら、そのまま名刺をしまったり、ノートに挟んでしまったり、コレは当然マナー違反です。

着席したら、頂いた名刺を机の上に置くのがマナーです。1名の名刺であれば、自分の名刺入れの上に、名前を自分側に向けて置きます。

複数の名刺の場合は、座っている席順通りに名刺を並べて置きます。その際、自分の名刺入れはしまっておくか、役職が上の相手の名刺だけを自分の名刺入れの上に置きましょう。

打合せ中は、そのまま机の上に置いておきます。

名刺を名刺入れにしまうタイミング


打合せが終了した時点が、名刺を名刺入れにしまうタイミングです。

ここでも注意点があります。

・相手の名刺は両手で扱う。

・机の上の複数の名刺を同時にかき集めない。

名刺をしまう時のマナーですが、特に決まったルールは無いのですが、複数の名刺をトランプカードを集めるように扱っては失礼です。1枚づつ丁寧に名刺入れにしまいましょう。

名刺交換で貯まった名刺を上手に管理する方法


名刺交換で貯まった名刺はキチンと整理しないと、ビジネスで生かすことが出来ません。

アノ人に電話したいけど、貰った名刺、どこだっけ?

なんて名刺の山を探して時間を無駄にしている状態を「普通だ」と認識してしまっていると、他の仕事も同じような雑な扱いをするルーズなビジネスマンになります。

最悪、その雑な癖を長年続けてしまうと、自分の行動に染みつき、ビジネスだけでなく人生をも雑にしてしまいます。

名刺整理を行うビジネスアイテムを用意して、スマートに名刺管理しましょう。例えば、こんなビジネスアイテムがあります。

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アナログですが、効果絶大です。電話したい人がすぐに見つかるわけです。山になった名刺の束を、スマートに整理してみてください。

【実体験】海外のビジネス名刺交換マナーが日本と違った件


各国のビジネスシーンに詳しいわけではないですが、僕は仕事柄、海外出張を含めて、海外でビジネスを行うことが多いです。

海外のIRカジノ開発に携わっているからです。詳しくは書けませんが、これはプロフィールをまとめた自己紹介の記事です。

「南国リゾカジ大家さん」龍久とは?|プロフィール

ちなみに、僕の海外での外国人との名刺交換スタイルは、日本流マナーのごり押しです。

ただ、海外の外国人ビジネスマンでも、日本人とビジネスを行ったことがあれば、日本流のビジネスマナーを知っています。

龍久
海外では、興味津々で日本流の名刺交換に付き合ってくれますよ!
やはり実際に体験すると、日本流ビジネスマナーと海外ビジネスマナーとでは、名刺交換マナーも含めて、ビジネスマナー全般が全く違うのを感じます。

この記事では、海外ビジネスシーンで名刺交換をした経験を紹介しています。

海外ビジネスの名刺交換マナー!日本流マナーは海外で通用するのか?

アメリカ、フィリピン、中華圏(マカオ、香港、台湾)、韓国の実体験に基づいたビジネスシーンでの名刺交換や、ビジネススタイルを紹介してあります。
龍久
海外の現地で僕が、海外ビジネスの中で実体験している内容でなので、実際にイメージもしやすいし役に立つはずです!

【番外編】サラリーマン大家として個人名刺を作ってみた件


僕は、会社員以外にも、不動産投資を行っている「サラリーマン大家」でもあります。

会社員としての企業名刺は当然持っていますが、サラリーマン大家としての個人名刺も持っています。

【実演】初めての個人名刺の作り方マニュアル!デザインから発注まで

個人名刺、プライベート名刺に興味がある方は、この記事を参考に作成してみてください。

個人名刺の名刺交換マナー、無料デザインの方法、個人の肩書きの付け方、ニックネームの役割、名刺のレイアウト方法、オススメの発注先、納期やコスト、全てを記載した記事ですよ。

龍久
プライベート用に個人名刺を持っていると、会社とは別の人脈が広がりますよ!
この記事を最後まで読んで頂いて、本当に有難うございます!

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