マカオのAppleストアで購入した「7台の香港版iPhone11」を持って、いよいよ日本に帰国します。
高額商品の持ち出しって大丈夫?
【成田空港の入国時】
税関で税金の支払いは必要?関税はいくら?
7個の香港版iPhone11の購入金額合計は、なんと「1,160,684円!」100万円越えです。こんな大金を海外で初めて使いました(汗
マカオのアップルストアで香港版iPhoneを買った顛末は、この記事にまとめておきました。
目次
現地購入したiPhone輸入は「ハンドキャリー」「預け荷物」どっちが良いの?
まず最初に、マカオのアップルストアで購入した香港版iPhone11をどうやって持って帰るのが良いか?って話です。
現地購入したiPhone輸入の方法ですね。
そもそも、マカオ空港は出国時の「ハンドキャリー」「預け荷物」に制限があるのか調べました。
ハンドキャリーと言っているのは「機内持ち込み手荷物」の事。
んで、預け荷物といっているのが「受託手荷物」の事です。
今回は「マカオ航空」を利用したので、マカオ空港HPから引用します。
まず、カウンターでの預けの手荷物(受託手荷物)の重量制限について。
【エコノミークラス】20kg
【最大サイズ】3辺(縦+横+高さ)の合計が158cm(62in)
※受託手荷物の個数制限はない。
※何個でもOKだが、合計重量に制限される。
次に、機内持ち込み手荷物について。
【重量】7kg以内
とは言っても時々、抜き打ちで調べられることがあるから注意はしないと駄目ですね。
【iPhone11 Pro】188g
【iPhone11】194g
となると、「危険物についての制限」特に「バッテリー制限」について調べていきます。
ノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラ等が対象。
【持ち込み手荷物】内蔵電池:OK
【受託手荷物】内蔵電池:OK
※受託手荷物の場合は、完全にスイッチを切ってから預ける事。
なので今回は、iPhone11を7台って結構な重さだし、持って移動したくないし、スーツケースに入れて預け荷物として持って帰る事にしました。
という事で、7台の現地購入した香港版iPhoneをスーツケースに梱包します!
現地購入した香港版iPhoneをスーツケースにしまうコツ
そのままスーツケースにiPhone11を入れると、当然、箱が凹んだり、傷ついたり、リスクがあるわけです。
「iPhoneの外箱が凹んだりしたら、日本で転売できなくなる」からね。
なので僕は、日本からこんなものを持ってきていました!
段ボールとガムテープです。
日本にいる時点で、香港版iPhone7台を購入することを想定していたので、それに見合った大きさの「iPhone梱包用の段ボールを2個」用意しておきました。
2個用意したのは、iPhone7台の梱包サイズが想定できなかったので、大きさ違いの段ボールを2つ用意したわけです。
んで今回に限らず、僕はいつもスーツケースの中にガムテープ1個を入れてあります。
スーツケースが裂けた時、スーツケースのロックが壊れて閉まらなくなった時、いざという時に、ガムテープは大活躍するんですよね。
海外渡航歴100回以上の僕が、毎回必ず持っていくのがガムテープ。これは僕が長年、海外渡航を重ねてきた中で見つけたコツです。
という事で、無事にiPhoneもスーツケースに収まりました。
段ボールにiPhone11をしまう時、出来たスキマは衣類を詰めて緩衝材代わりにすると、段ボール内の収まりも良いですよ。
まぁ、これぐらいの大きさになるかなって想定していたので、スーツケースの半分を空にしてマカオに渡航していたので、問題ないですね。
ところで、段ボールは予備も入れて2個持って行きましたが、余った1個はスーツケース内の緩衝材として使いました。
これで、スーツケースに衝撃があっても、iPhoneは大丈夫!
香港版iPhoneは何個までマカオ空港の出国に持ち込めるか?
香港版iPhone11を7台、スーツケースに詰め込んで、いよいよマカオ空港に向かいます。
さっそくマカオ空港のチェックインカウンターで、スーツケースを預けるわけですが、スタッフはフィリピン人が多いですね。
僕はタガログ語(フィリピン公用語)が少し話せるので、軽く口説きながら・・・いや、そんなに身構えなくてもイイじゃん、おねーさん(汗
で、マジで口説いた成果は、この記事の一番最後に書いておきます(笑
さて置き、マカオ空港は、近年、取り締まりが厳重です。
受託手荷物のスーツケースも、預けた後にベルトコンベアでスーツケースが運ばれて、X線チェックされるのを自分と職員とでモニターで確認して、OKにならないと出国手続きが出来ません。
とは言っても、iPhoneを複数台もって出国すること自体に、制限も税金もありません。
ところで、マカオ空港のセキュリティの厳重さを物語る写真があります。
マカオ空港では、至る所で麻薬犬が活躍しています・・・が、ほぼアイドル犬扱いで撮影会状態です。
かわええのぉ~(笑
で、僕はいつも搭乗前は、楽天カードに付随している「プライオリティパス」で空港ラウンジの食事を堪能します。
プライオリティパスを無料で入手する方法は、この記事にまとめました。
では、香港版iPhone11を持って帰国(日本入国)します!
入国(帰国)時における税関申告書「携帯品・別送品申告書」の提出
日本に入国する人は、日本人だろうと外国人だろうと全員「税関申告書(携帯品・別送品申告書)」を書いて、提出する必要があります。
という事で「日本国税関の税関様式C第5360号」の写真を引用します。
まず、表面(A面)。
搭乗機名、出発地、職業、パスポート番号などはそのまま記載。
で、「はい」「いいえ」の項目は、香港版iPhone11を7台は該当しないので全部「いいえ」ですね。
次に、裏面(B面)。
記入方法が分からない人は、自分の判断で記入せずに、成田の税関を通過する際に税関職員に聞くと良いでしょう。
とは言っても、B面は良く分からないですよね。
次の項では、もうちょっと深く掘り下げていきますね。
ずばり、
「香港版iPhoneは何台まで成田空港の入国時に無税で持ち込めるか?」
です。
香港版iPhoneは何台まで成田空港の入国時に免税(無税)で持ち込めるか?
香港版iPhoneは「何台まで」成田空港の入国時に免税(無税)で持ち込めるのか、「税関申告書(携帯品・別送品申告書)B面」の記載を確認します。
※iPhoneは該当しません。
※iPhoneは該当しません。
・海外市価の合計額が20万円の範囲に納まる品物。
(入国者の個人的使用に供するものに限る。)
・海外市価とは、外国における通常の小売価格(購入価格)。
・1個で20万円を超える品物の場合は、その全額に課税。
関税の計算方法は、記事の後半で説明します。
つまり「現地価格20万円以内」かつ「個人的使用」というラインが、免税ラインなわけです。
・個人的利用の場合、iPhoneは1個までが免税。
・商業的利用の場合、iPhoneは1個から課税。
・個人的利用でも、2個以上(合計20万円以上)は課税対象。
僕の場合は、香港版iPhone11を7台、合計で「1,160,684円」なので、確実に課税対象です。
「いったい、いくらになるのか?(汗」
納付額の計算式をつかって、計算していきます。
税金の納付額の計算方法と関税での支払い方法
香港版iPhone11を7台、合計で「1,160,684円」これで、税金の計算をしていきますね。
ちなみに、香港版iPhone11の現地価格は、この記事を参考にしてください。
まず、「個人的使用」「商業的使用」で税率は変わります。正確には税金に対する係数が違います。
コレは税関ホームページ「少額輸入貨物の簡易税率」の中に記載がありますので、引用します。
で、スマートフォンの輸入には「消費税10%の納税」が必要になります。
1.香港版iPhone購入金額合計:1,160,684円
2.課税価格:1,160,684円×0.6=696,410円
3.消費税:696,410円×10%=69,641円
納税額:69,600円
※100円未満切り捨て。
【商業的使用の場合】
1.香港版iPhone購入金額合計:1,160,684円
2.課税価格:1,160,684円×1=1,160,684円
3.消費税:1,160,684円×10%=116,068円
納税額:116,000円
※100円未満切り捨て。
うーむ・・・「個人的使用」の方が、圧倒的に税金の納付額が低い!
ちなみに消費税とは、「消費税:7.8%」「地方消費税2.2%」の合計で10%です。
消費税と地方消費税は、それぞれ個別に計算されて、それぞれの計算結果から100円未満切り捨てるので、具体的には上記金額と100円程度変わる場合もあります。
こうなると、iPhone7台は「個人的使用で輸入」したいですね(汗
「家族のプレゼント分です!大家族なんです!」
って、iPhone7台の輸入理由として通用するのだろうか?
たぶんダメだな(汗
「個人的使用」が通用するのは、2台か3台ぐらいまでだと思いますよ。
成田空港の税関チェックでの注意点
成田空港で預け荷物のスーツケースを受取ったら、事前に記載しておいた税関申告書「携帯品・別送品申告書」をパスポートと共に税関職員に渡すわけですが・・・
ここで、妙に緊張したりすると、
「スーツケースを開けてください!」
なーんて事になるので、気を付けてくださいね。
成田空港の税関職員とのやり取りは、こんな感じです。
この会話の中で、成田空港の税関職員が見ているポイントを、僕なりに推測します。
・パスポートのスタンプなど過去の渡航履歴
・服装
・スーツケースの種類
・手荷物バッグの種類
・複数人の場合は他の連れの様子
「エンジニアです」って言ったのに、マカオはエンジニアが仕事で行く渡航先じゃないよな、とか(笑
なので、何のエンジニアか深掘り質問して、カジノ開発エンジニアって答えると納得してくれるわけですね。
税関職員は、この「違和感」を会話の中や相手の様子の中に見つけていくのだと思います。
自然体で通過しましょう。
帰国後は香港版iPhoneの状態をすぐにチェックする事
帰宅後は、すぐにスーツケースを開けて、香港版iPhoneの状態を確認していきました。
もし破損していたら、加入しておいた海外保険の申請をしなければならないからです。
段ボールでしっかり梱包していたので、大丈夫ですね。
もし、スーツケースや携帯品が壊れてた!って人は、保険の申請をしましょうね。下のリンク先の記事、超参考になります。
ところで、僕がマカオで購入したiPhoneは7台ですが、先ほど見せた上の写真には6台しか映っていません。
実は、マカオ出国前にヤフオクに出品しておいたのが、帰宅時点で1個売れていたので、慌てて出荷したためです。
これは売れるぞ!
という事で、いよいよマカオのアップルストアで現地購入した香港版iPhone11を転売していきます。
コレは、ヤフオクで実際に売れた香港版iPhone11のスクリーンショットですが、売れた金額のところにはボカシを入れちゃいました(笑
次の記事で、ボカシを取った写真を大公開します!
「売れ行きは?」
「いくら儲かったのか?」
ではでは、次の記事でお会いしましょう!
あ、そうだ・・・
空港のフィリピン美人スタッフを口説いた結果、マカオの電話番号ゲットです(笑
よっしゃ!コーラで乾杯!
マカオは超楽しい所です、アナタも一緒に行きませんか?
【P.S.】
今回の記事のように、海外旅行ついでに現地の転売可能な商材を見つけて、日本で販売して旅行代をタダにしてしまおう!
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時々、こんな僕の実体験を記事にして、ブログの記事では伝えられないような「ディープな内容」「核心のノウハウ」はLINEでお伝えしたりしています。
日本で「香港版iPhone」を高値で転売するために、マカオのアップルストアで香港版iPhoneを7台も買っちゃいました!
今回は、この全5記事シリーズの第4話「香港版iPhone11を7台持って帰国編」です。